フランス語が話せなくても、モントリオールで仕事は見つかる?どうせカナダにいるなら、ジャパレスでは働きたくない。
わたしもワーキングホリデー(ワーホリ)でモントリオールにいた時、仕事探しにとても不安がありました。私はフランス語が話せなかったからです。
ところがそんな私でも、結果として1週間で仕事が見つかりました。
今回は、モントリオールでの仕事探しや探し方について、経験をふまえて紹介します。
フランス語なしでモントリオールでできる仕事とは?
せっかくカナダに来たのに、ジャパレスで働きたくなーい。
こういう人多いと思います。
わたしもそう思っていました。でもここはバイリンガルの街。
そのいらないプライドは捨てて、生活のためにまず働きましょう。
英語もフランス語もペラペラなカナダ人には敵いません。
まずはできる仕事をしながら、本来やりたいと思っている職種の仕事探しも並行してやることもできます。
目次
モントリオールの仕事:皿洗い・キッチン・清掃業
そこそこの英語しかできない、日本人のワーホリや留学生ができる仕事は、レストランの皿洗い、キッチン、清掃業などです。
これはスタッフ同士のコミュニケーションが英語でとれればOKです。
モントリオールの仕事:ウエイターやウエトレス
ウエイターやウエトレスは、接客業であるためフランス語も求められます。
しかし日本食レストランであれば、高確率で仕事ができます。
また、チェーンの店でなく、ローカルなレストランでも仕事ができる場合もあります。
フランス語ができなくても、英語でしっかり接客、コミュニケーションがとれれば、雇ってくれるところもあるので、まず応募してみましょう。
わたしはモントリオールで、ウエトレスの仕事を探しました。ジャパレスでしたが、たった1週間で決まりました。チップや美味しいまかないが嬉しかったです。
モントリオールの仕事:日本人旅行者向けツアーガイド
これは季節限定になってしまいますが、日本人旅行者向けにツアーガイドの仕事があります。
紅葉のシーズンの9月〜11月に向けて募集があり、日本人のワーホリの人が多く働いています。
ただし、冬は観光の閑散期になってしまうので注意です。
カナダでの効率的な仕事の探し方
ワーホリ王道の「レジュメを配り歩く」というやり方がありますが、これはあまりおすすめしません。
求人を募集していない店に行っても意味がないですし、店のマネージャーが不在なこともしばしばあります。
その辺のスタッフに渡しても、ちゃんとマネージャーに渡してくれるかも疑問です。
忙しい時に行ってもかえって迷惑ですし、相手の時間を奪うことになるので、メールで応募するがいいです。
今の時代、紙のレジュメを配って歩くのは効率が悪いです。
メールで応募しよう
カナダにも求人サイトがたくさんあります。
そこで気になった会社に、レジュメ(履歴書)を添付してメールを送りましょう。
気になる会社は片っ端からメールを送り、興味を持ってもらえれば、返信や面接の日程が送られてきます。
最初はレジュメ配りしてましたが、結局見つかった仕事はほとんどメールからでした。
求人サイトにレジュメを登録しよう!
カナダの数ある求人サイトに、自分のレジュメを登録してみてください。
人材を探してるショップや企業から、上のメールのような思いがけないオファーがくることもあります。
私は途中からバンクーバーにも住んでいました。住所がモントリオールのままで登録しており、バンクーバーにいるときにモントリオールからオファーがくることも。
レジュメ作成が終わったら、早めに登録しましょう。
主にindeed(インディード)やHCareers (エイチ・キャリアズ)という求人サイトに登録していました。
【重要】モントリオールの言語のエリア
モントリオールには、英語とフランス語のエリアが存在します。
もし、あなたが英語しか話せない場合、フランス語のエリアで仕事を探すのは効率が悪いです。移民や英語話者が多い地域を把握しておくと、仕事探しの時に役立ちます。
ダウンタウン(中心地)やオールドポート(旧市街)などは、観光客が多いため、英語を使う機会が多くなります。
上の画像のように、ダウンタウンの中心地を境に東はフランス語、西は英語という風に大まかにエリアが分かれています。
英語しか話せないという人は、西側で仕事を探してみましょう。
特にWestmount(ウエストマウント)、少し離れたWestisland(ウエストアイランド)では、仕事は見つかりやすいです。
【ワーホリ】モントリオールならではの仕事探しのコツ
フランス語や英語も大事ですが、仕事探しのコツがあります。
フランス語が話せなくても仕事ができる可能性が増えます。
モントリオールでの仕事探しのコツ1:「Do you speak French?」への回答
モントリオールで仕事を探していると、必ずと言っていいほど聞かれるのが、
「Do you speak French?」(フランス語は話せる?)
ここでバカ正直に
「No. I don’t.」(話せません)
なんて言ってはいけません。門前払いです。
私も仕事探しの際に、いくどとなく質問されて「すみません。話せません」と言ってきましたが、「じゃあ、無理だね」とそこで終了でした。
なので、たとえフランス語を話せなくても「少し話せます。勉強中です。」と答えた方が反応はよかったです。
モントリオールはフランス語圏。「話せません」とバカ正直に答えて、学ぶ気もないと思われたらそこで終了です。
話せなくても、「仕事しながら勉強するつもりです。」「今勉強しています。」の姿勢を見せた方が好印象です。
I speak French only a little but I’ve been working on it.
(ちょっとしか話せませんが、勉強中です)
モントリオールでの仕事探しのコツ2:半年以上のビザ
ワーキングホリデーのビザは1年のみ。
Requirement(募集要項)によく「就労ビザが6ヶ月以上ある人」という項目があります。
お店や会社側も、なるべく長く働ける人を雇いたいのは当然ですね。
最初の生活の基盤を整えたり、語学学校に通ったりしている間に、半年は結構あっという間に過ぎてしまうものです。
なるべくビザの残りがある、早い段階から仕事探しを始めることをおすすめします。
ビザの残りが半年になる前に仕事を決めてしまいましょう。
モントリオールでの仕事探しのコツ3:6月〜9月が狙い目
仕事には、閑散期というものがあります。
特に接客業は、冬の間求人がほとんどありません。
モントリオールの冬は11月〜3月ととても長いです。11月前をメドに仕事探しを行いましょう。
夏(6月〜9月)になると繁忙期で、どのお店も人が足りていない状態です。夏に仕事探しをすると、仕事は見つかりやすいでしょう。
モントリオールの日本に関わるビジネス
モントリオールには、少なからず日本企業や、日本向けのサービスを行っている会社があります。
その会社は、日本語の話せる人材を探しています。
モントリオールは日本人が少ないこともあり、日本語が話せる人は貴重です。このような会社で翻訳の仕事や、コールセンターの仕事などができる可能性があります。
また、日本語教師なども需要があります。その場合は、日本語と英語は必須ですが、フランス語はマストではないことが多いです。
【モントリオール】1週間で仕事見つかった効率的な仕事の探し方まとめ
モントリオールの仕事探しは難しいですが、仕事がないわけではありません。
ただ、やりたい仕事がローカルの企業やオフィスワークなどの場合は、トロントやバンクーバーに行くのも1つの選択肢です。
わたしはホテル業がしたかったので、途中からバンクーバーに引っ越して、ホテルで仕事をしました。
どうしてもジャパレスはやりたくない!という人は、いっそ英語圏に行っちゃうのもアリです。
でも、十分な英語力、タイミングやコネがあれば、モントリオールでもジャパレス以外の仕事あります!頑張ってください!
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