WEB業界未経験、スキルなし、アラサー女子。WEB業界に転職したいけど、30歳手前できるか不安。未経験から転職するにはどうしたらいい?WEB業界で必要になるスキルや勉強したほうがいいことは?実際に転職に成功した人の話もききたい。
こういった疑問にお答えします。
実はまさにわたしがそうでした。
未経験、ノースキルのアラサー既婚者で、2020年コロナの真っ只中の転職活動。
上の条件をみると絶望的ですが、今はなんとWEB業界で働いています。
今あらためて振り返ってみて、転職活動中の仕事の探し方のコツや身につけておくべきだったスキルなどたくさんあることに気付きました。
今回はこの経験をもとに、転職活動のポイント、わたしの実体験をお話します!
未経験からWEB業界に転職したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
未経験からWEB業界に転職できる?

結論から言ってしまうと、転職できます。
実際に私がしたのでそれが何よりの証拠です。
しかしながら「業界未経験」と言っても、全く何もやったことがない人、独学でやってきた人、個人で成果もだしている人・・・シチュエーションはさまざま。
これによって転職の難易度は変わってきます。
「全く何もやったことがない人」は言わずもがな難しいです。
今のあなたはどんな状態ですか?
転職活動中のわたしのしょぼいスキル(勇気がでる)

WEB業界に転職しようと決めた当時の私のスキルといえば、以下のような感じでした。
これを見たら自分でも転職できるかも、と勇気が出るはず(笑)
・ワード、エクセルは超基本的なことはできる(簡単な関数だけ)
・WordPressでサイトが作れる(テーマを購入すれば)
・ブログで毎月5,000PV以上のアクセスを稼げる
・クラウドワークスで25記事ほどのWEBライティングの執筆経験あり
・Illustrator、Photoshopは勉強し始めたばかり(Adobeインストールしただけ)
わたしはWEBライティングやSEOを中心にやっていたので、デザイン、コーディングのスキルはありませんでした。
(転職活動中はライターや広告運用の仕事を探していました。)
独学でいろいろ勉強していて頑張ってる感はあるけど、即戦力には難しい(使えない)人材だったと思います。(笑)
何度も面接で落とされ厳しい状況でしたが、それでもご縁があって転職できました。
私よりも「全く何もやったことがない」完全に未経験な方は、せめて何か勉強してみることをおすすめします。
そして小さなことでもいいから経験や実績を作る。
当時を振り返って、身につけておくべきスキルや知識を考えてみました。
身につけておくべきスキル7つ

半年ほど前の自分に「とりあえずこれを勉強しておけ!」と言うなら以下7つを挙げるでしょう。
・タイピングの速さ
・ワード、エクセル、パワーポイント
・WordPressの知識
・WEBライティング
・IllustratorとPhotoshop
・HTMLとCSS
・基本的なPC知識

WEB業界なんだから当たり前なのですが、パソコンの知識が必要です。
実は10年間接客業界にいた人間なので、PCは趣味程度にしか使ってきませんでした。
(ブログ書いたり、ネットしたり)
メールソフトの使い方、パソコンとモニターの接続の仕方、ショートカットキーの使い方などなど・・・基本的なことが欠けていて、入社してから苦労しました。(笑)
逆に事務の仕事をしてきた人は、この点は問題ないのかもしれませんね。
・タイピングの速さ

タイピングって本当に基礎中の基礎なんですが、これが遅いと結構大変です。
基本的に社内のチャットツールで連絡を取り合ったりするので、タイピングが遅いと1人だけついていけないという状況に陥ります。(笑)
またクライアントとのメールのやりとりや、WEBライティングなども早く正確に文章が打てるに越したことはありません。
わたしはかろうじてタッチタイピングができる程度で、しかも変なタイピングの癖もあって文章を書くのが本当に遅いです。
今も早く正確なタイピングを打てるように練習しています。
・ワード、エクセル、パワーポイント

意外かもしれないですが、マイクロソフトオフィスが使えるってだけでめちゃくちゃいいです。
WEB業界ならもっと特別なソフト使うんだろうと思ってたんですが、ワード、エクセル、パワーポイントも全然使います。
事務的な作業も実はたくさんあります。
クライアントに送る資料や報告書は、やっぱりオフィスを使うことが多いです。
(クライアントもオフィスを使っている人が多いので)
社内情報などもエクセルにまとめておいてと頼まれたりして、「ちゃんと勉強しておけばよかった・・・!!」と本当に思いました。
・WordPressの知識

ネット上にあるほとんどのWEBサイトは「WordPress(ワードプレス)」なんじゃないかってくらいなので、これを勉強をしておいて損はないです。
私のこのブログサイトもWordPressです。
ちょっとしたWordPress上の更新とかは、最初に頼まれる仕事なんじゃないかと思います。
クライアントの代わりにブログを更新する作業とかもありますよ。
とりあえずサーバーを契約して、WordPressで自分のサイトを作れるくらいにはなっておいた方がいいかもしれません。
・WEBライティング

入社して「WEBライティングやっておいてよかった」と思いました。
サイトのコンテンツを作るにあたって、文章作成は欠かせないです。
デザインもコーディングもできないけど、「ここのテキスト考えて」と部分的に頼まれたりします。
あとはWEBライティングができることで、クライアントのコラム記事作成の仕事もよく依頼されるようになりました。
WEBに特化した読みやすい文章、SEOを意識した文章を作れるといいですね。
▼個人的にわかりやすかったWEBライティングの本
・Illustrator、Photoshop

この2つのソフトを使いこなすことができたら、引く手数多なのではないでしょうか。
どうしてもっと勉強してこなかったんだろうと今でも後悔しています。
WEB業界の求人の条件にもだいたい載ってます。
「Illustrator、Photoshopが使える人」という項目が。
これがちょっとでも使えるだけで、求人に応募できる幅が広がるんです。
WEBデザイン、名刺のデザイン、チラシのデザイン・・・なんでもできるようになります。
とりあえずちょっとでも使えるようになっておきましょう!わたしも勉強中です!
▼わたしが今勉強中の参考書籍
・HTML、CSS

コーディングで基礎的な「HTML」「CSS」
これができたら結構なんでもできる気がします。(私も今勉強中です)
「WEB業界に入って何をしたいのか?」にもよりますが、HTMLとCSSはライターでもデザイナーでも知ってて損はないです。
ライターだったら、文字の装飾や大きさを変えたいときにHTMLやCSSをいじることがあります。
コーディングの知識があることで、できることの幅が広がります。
▼私が今勉強中の参考書籍
WEB業界への転職活動のポイント

上で身につけておくべきスキルについてお話しました。
しかし上の7つすべてを独学で勉強するのはさすがにハードすぎますね。(笑)
ここでは、WEB業界への転職活動のポイントを4つお話します。
・ポイント1 WEB業界で何がしたいのか明確にする
ひとことにWEB業界といっても、さまざまなポジションがあります。
WEBデザイナー、コーダー、WEBディレクター、ライターなどなど、WEB業界で何がしたいかによって優先して取り組むスキルや知識が明確になります。
WEBデザイナーだったら、IllustratorとPhotoshop。
コーダーだったら、HTMLとCSSをまず勉強してサイトを実際に作ってみるなど。
あなたはWEB業界でどんな仕事がしたいですか?
・ポイント2 自己学習する、とにかくやってみる
WEB業界に入って勉強したい、スキルを身に着けたいという方もいるかと思います。
ですがはっきり言って「会社は学校じゃありません。」
(この言葉、実際に面接で言われました笑)
会社に入ってからじゃないと手を動かさない人や自己学習しない人は、会社に入っても「自分から何もしない人」「言われたことしかしない人」と思われてしまいます。
WEBデザインがしたいなら、デザインをマネして作ってみる。
コーディングがしたいなら、自分でサイトを作ってみる。
パソコンがあればいつでもスタートできます。
実際にやってみて経験、実績を積んだら、それがアピールポイントにもなります。
・ポイント3 ポートフォリオを作成する
履歴書はもちろん、WEB業界に転職するなら「ポートフォリオ」を作成したほうがいいです。
ポートフォリオはWEBクリエイターとしての作品集みたいなものです。
デザイナーは今までデザインした制作物をまとめたりします。
わたしも未経験ながら、今まで執筆した記事のURLを載せてまとめ、自分で作ったサイト(このブログ)を載せて紹介しました。
履歴書、職務経歴書のほかに「ポートフォリオ」があるといいですね。
・ポイント4 WEBに特化した求人転職サイトに登録する
転職活動の最初のステップとして、まずは転職サイトに登録してみることをおすすめします。
ここで大事なのが、「WEBに特化した転職サイト」という点です。
わたしは闇雲にいろいろと登録してしまって、全然望んでない仕事をめちゃくちゃ紹介されました。
コールセンターとか事務の仕事とか・・・。
わたしのスキルがポンコツなのも原因ですが、WEBの仕事とは全く関係ない仕事ばかりを勧められました。
ところがクリエイター、WEBに特化した求人に登録したら、思いがけないオファーがきたり!
やっぱりその業界専門の転職サイトがいいです。
また、安定した正社員を目指したい方がほとんどかもしれませんが、派遣社員やインターンシップなどから入ると最初のハードルは低くなります。
(わたしは最初インターンシップをしました)
まずは経験を積んで、のちに正社員になる人もたくさんいます。
WEB系派遣の求人に登録するのも1つの選択肢ですね。
WEB系に特化したおすすめの求人サイト

登録するだけなら無料なので、まずは転職活動の1歩としていくつか登録してみましょう。
実際にわたしが使ってよかった求人サイトをご紹介します。
・エン転職

大きな求人サイトなので、「エン転職」をご存知の方も多いのではないでしょうか?
WEB業界に特化しているわけではないですが、総合的にいろいろな求人を網羅しています。
サイトも見やすくて、応募していてる企業や面接日の日程なども管理しやすかったです。
登録しておいて損はないです!
・マスメディアン

マスメディアンは、広告・WEB・マスコミ職種に特化した転職求人サイト「マスメディアン」です。
転職活動中、正社員枠のライターの求人が少ない中、マスメディアンではいくつか求人を発見!
また、正社員だけでなく派遣社員の求人も多数あります。
大手の求人サイトではなかなか見つけられないレアな求人もたくさんありましたよ。
(いろんな求人を眺めるだけでもわりと楽しい・・・)
ライター、デザイナー、クリエイターの転職を目指す方は登録だけでもしておくといいかも。
・WEBスタッフハケン

WEB業界に特化した派遣の求人サイト「WEBスタッフハケン」です。
まずは派遣社員として転職を目指す方におすすめです。
ここにはわたし自身登録してなかったのですが、友人からおすすめされたWEB系の派遣転職エージェント。
業界未経験で初めての方は特に、派遣会社が仲介してくれるので心強いですよね。
・マイナビクリエイター

大手の「マイナビ」に、なんとWEB、ITに特化した転職エージェントがあることを知りました。
その名も「マイナビクリエイター」です。
もっと早くに登録しておけばよかったのですが、転職活動も後半になってやっと登録しました(笑)
クリエイティブ系の転職活動に欠かせない「ポートフォリオ」の作成も、専用ソフトがあってそこで作ることができます。
ポートフォリオ作成の講座やセミナーもあって、大手ならではのサービスがもりだくさん。
WEB業界に転職を目指すなら最初に登録しておくと便利です。
・IT求人ナビ

ITに特化した転職エージェントです。13年の実績で安心してサポートが受けられます。
経験者・未経験者と登録ができ、サポートは無料です。
全国7拠点があり、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県、札幌市、仙台市、愛知県、広島市、福岡市が対象で幅広く利用できます。
大手の転職サイトにはない、未経験からでもOKな求人もあるようです。
登録しておくと思いがけないオファーがあるかもしれません。
最後に
30歳手前の女性にとって、転職活動が難しいことは否定できません。
私は既婚者でかつ国際結婚ということもあって状況が複雑で、そのことについて突っ込まれたこともあります。
女性であることや、年齢でハンデに感じることはあるかもしれません。
しかしこれから自己学習して実績を積んでいけば、身につけたスキルが後押ししてくれます。
わたしもまだまだ新人ですが、WEB業界は結構自由で楽しいですよ。
コロナ禍でも頑張って転職してよかったと思っています。
女性は特に結婚や出産でライフスタイルが変わることが多いです。
柔軟な働き方ができるWEB業界は女性にとっておすすめです。
ぜひみなさんもWEB業界へお越しください!


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