【日本人配偶者】配偶者ビザ・COEなしで入国する方法【コロナ】

国際結婚の手続き

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コロナで入国規制がある中、外国人の夫と日本に帰国を検討中。あくまで短期滞在で、COEや配偶者ビザを取得する予定はない。夫が「日本人の配偶者」であれば、一緒に入国できる?必要な書類や手続があれば知りたい。

こういった疑問に答えます。

私の夫はCOEと配偶者ビザを取得して入国。※入国時、空港での手続きや様子はこちら

しかしCOEと配偶者ビザがないとやはり入国は難しいのでしょうか?

8月に法務省HPに、「日本人の配偶者」であれば、入国を認めるといった内容の文章が発表されました。

COEや配偶者ビザがなくとも、「結婚していれば(家族であれば)入国できる」とも捉えられる文書です。

最近ブログやメッセージで、「ビザなしの入国」に関してしばしば質問を頂きます。

私も気になったので、実際に情報を集めてみました。

「COEや配偶者ビザがなくても、「日本人の配偶者」であれば入国ができるのか?」

「また必要な手続きや書類は?」

今回はこれについて書いていきます!

【日本人の配偶者】COE・配偶者ビザなしで入国できるのか?

結論から言うと、入国できるようです。

まず、上で少し触れたように法務省HPにて次のように書かれています。

次の(1)から(4)のいずれかに該当する場合には,特段の事情があるものと
して上陸を許可します。

(2)新規入国する外国人であって,以下のいずれかに該当する者

ア  8月31日までに再入国許可をもって現在上陸拒否の対象地域に指定されて いる国・地域に出国した者であって,その国・地域が上陸拒否の対象地域に指 定された後,再入国許可の有効期間が満了し,その期間内に再入国することが できなかったもの

イ 日本人・永住者の配偶者又は子

ウ  定住者の配偶者又は子で,日本に家族が滞在しており,家族が分離された状
態にあるもの

エ  「教育」又は「教授」の在留資格を取得する者で,所属又は所属予定の教育機
関に欠員が生じており,その補充がないと当該教育機関の教育活動の実施が困
難となるなどの事情を解消するために入国の必要があるもの

オ  「医療」の在留資格を取得する者で,医療体制の充実・強化に資するもの
カ 10月1日以降に入国する者で,必要な防疫措置を確約できる受入企業・団
体が本邦にあるもの

引用元:http://www.moj.go.jp/content/001327502.pdf

このように、法務省でも「日本人・永住者の配偶者又は子」という風に記載されてありますね。

これにあてはまる外国人であれば、特段の事情として考慮され入国が認められています。

実際に領事館に聞いてみた!

たしかに法務省では書かれてありますが、詳しい手続きまでは記載なし。

これだけだとちょっと不安。

日本まで来て拒否されたら大変です。信ぴょう性を確かめるべく、Twitterで情報を集めてみました。

するとなんと、Twitter上で有力な情報をゲット!

Twitter上でお友達のyuさん(@yumontreal)から情報を頂きました!

なんとわざわざ在モントリオール日本国総領事館に、問い合わせしてくださいました。ありがたやです。

このツイートを少しまとめると、以下の通りです。

ポイント
・「日本人の配偶者」であれば、ビザは免除で入国できる
(もともとビザなし入国できる国の人)

・日本人との婚姻関係を証明できる書類(戸籍謄本)が必要

・出国空港の航空会社のチェックインの不備のリスクがある

・外務省としてはビザを取得しての入国を推奨している

という感じですね。

基本的にはビザなしで入国は可能だけど、ビザを申請して入国したほうが確実だということですね。

※ちなみにカナダ国籍の方は、もともとビザ免除で日本に入国できます。

航空会社のチェックインの際の不備というのは、結構あります。

実は私も航空会社で働いていたことがあるのでわかるのですが、空港スタッフの知識不足とかよくあります。

様々な国の入国規制やルールをすべて覚えているスタッフはいないので、その都度確認してチェックインしているのです。それで確認が取れなかったら、チェックインしないし、搭乗をお断りします。

なので出国する空港のチェックインカウンターでは、公的な書類を準備しておいたほうがいいです。

ちなみに私の夫も、カナダ・モントリオール空港でひともんちゃくありました。(笑)詳しくはこちら

短期ビザの申請

外務省はビザを申請して入国することを推奨しています。

しかしカナダやアメリカなど、もともとビザなしで入国できる人の場合は、どんなビザを申請すればいいのでしょうか?

これに関しても、Twitterでyuさんが教えて下さいました。ありがたや。

在モントリオール日本国総領事館による情報です。

なんと、「配偶者用短期ビザ」のようなものを特別に発給することができるとのこと。

このビザがあれば、出国時にチェックインで揉めずに済みそうですね。(笑)

ちなみにこの情報は、カナダ国籍の方向けの情報になります。

基本的に「日本人の配偶者」であれば入国はできますが、それに伴う手続きはその国の領事館/大使館によって違います。あくまで参考として見て頂けると幸いです。

詳しい手続きや必要書類は、旦那さん・奥さんの国の領事館/大使館にお問い合わせくださいね。

【配偶者用の短期ビザ】必要な書類と手続き

外国人の旦那さん・奥さんがCOEや配偶者ビザなしで入国するには、「配偶者用短期ビザ」を申請するのが確実そうです。

短期ビザの申請は、どんな書類が必要なのでしょうか?

申請に必要な書類

配偶者用の短期ビザ申請の際に、必要な書類は以下の13点。

申請に必要な書類

1. 旅券(原本)及び人定事項のページのコピー 

2. 査証申請書→こちら

3. 写真 1葉 (カナダパスポートサイズの写真)

4.在職証明書

5.銀行のステートメント(申請人名義あるいは日本人配偶者名義)

6. 日本人配偶者の旅券のコピー 

7. 日本人配偶者のカナダでの滞在資格が確認できる証明書のコピー (日本人配偶者がカナダに滞在している場合)

8.滞在日程表→こちら

9.3か月以内に発行された戸籍謄本(婚姻事実の記載があるもの)

10. 日本の招聘者からの身元保証書→こちら

11.日本の招聘者からの招聘理由書→こちら

12.日本の招聘者の住民票

13.添付の検疫に関するPLEDGE

今のところは以上の13点。審査の間に、追加書類が必要になることもあるようです。

このビザは、90日以下の滞在の場合の短期ビザです。

90日以上(3ヶ月以上)の滞在となると、提出する書類が違ってくるので領事館にお問い合わせください。

さらに詳しい必要書類の情報は、在モントリオール日本国総領事館のHPで確認してみてくださいね。

申請にかかる時間

申請にかかる時間は、書類がそろって提出してから約1週間ほどだそうです。

ただし、ルールは予告なく変更になる場合があるので、最新の情報を法務省などでチェックしてください。

入国するときの注意点

わたしの夫は8月に入国しましたが、今現在(2020年11月現在)ルールはちょっと変わってきています。

夫が入国したとき経験も含めて、以下に日本入国の際の注意点をまとめました。

日本入国時の注意点

・出国前72時間以内に取得したPCR陰性証明書が必要

・陰性証明書は所定のフォーマットに記入、ドクターのサインをもらう
 フォーマットはこちら(外務省HP)から取得

・戸籍謄本は3ヶ月以内に取得したもの

・入国してから14日間の隔離生活

・ホテルを予約する際は、到着した日を0日として15日間予約する

以上の点に気をつけてください。

夫が入国した8月時点では、陰性証明は必要ありませんでした。

「PCRの陰性証明」は、9月になってから新たに追加された必要書類です。

所定のフォーマットがあるので、必ずその所定のフォーマットに記入する必要があります。

またホテルでの隔離は14日間と言われていますが、到着した日はカウントしません

到着した次の日からカウントして14日間の隔離とのこと。(ややこしいですよね笑)

なので、実質15日間ホテルを予約することになります。(15泊16日)

私たちもこれに気づかず、指摘して頂いて慌てて1日予約を追加しました。(笑)

ちなみにホテルに関しては、今現在「Go To トラベル」キャンペーン中なので安く利用することができましたよ。

大いに活用してください。かなり節約できます!

【コロナ】成田空港の隔離ホテル費用「Go To トラベルは使える?」

まとめ

以上、外国人の配偶者がビザなしで日本に入国する方法でした。

国際カップルのみなさまお疲れ様です。2020年は、国際カップルには試練の年ですね。

でも私も国際遠距離5年を経て、今日本の福岡でカナダ人の夫と生活しています。

会えない時間が愛を育むのか何なのかわかりませんが、今わたしたち史上一番仲良しです。(笑)

今まさに離ればなれで、切ない思いをしてる方の、少しでも参考になれたら幸いです。

▼国際結婚/手続きに関する記事はこちら

【コロナ】外国人配偶者の入国時の必要書類、入国の流れ【実体験レポ】

【コロナ】成田空港の隔離ホテル費用「Go To トラベルは使える?」

【在留資格認定証明書】2ヶ月で取得!提出書類や書き方を大公開!

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2014年にフィリピン留学・カナダにワーホリ。現在の夫と出会い、遠距離5年の末国際結婚し、現在は福岡在住のフリーランスライターとして生活しています。SEO・インタビュー記事・ワイヤーフレーム作成・メルマガ作成・補助金事業計画書の作成・動画編集など幅広い業務経験があります。好奇心が旺盛で知識欲があり、わからないことはとことんリサーチ。ご質問、お仕事のご依頼はお問い合わせからお願いいたします。

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