モントリオールに観光に行く予定。モントリオールは、アートの街と聞いたことがあるけど、おすすめのユニークな建築物や美術館があったら知りたい。
モントリオールには、ストリートのグラフィックアートや美術館がたくさんあり、アートの街と言われています。
冬はとても寒いモントリオール。
冬の間は屋内でできるインドアアクティビティーとして、美術館めぐりもおすすめですよ。
今回は、モントリオールのおすすめの美術館やユニークな建築物と、お得なミュージアム・パスをご紹介します。
Montreal Museums passes(モントリオール・ミュージアムス・パス)とは?
モントリオールには、Museums pass(ミュージアム・パス)というお得なパスがあります。
46もの美術館や博物館、植物園などを含む施設を自由に見て周れる3日間のパスです。
年間パスもありますが、観光で来る方は3日間パスで十分ですね。
このパスはオンラインで購入するか、モントリオールの観光案内所もしくは、各美術館でも販売しています。
詳しくはこちら:http://museesmontreal.org/en/passes/the-passes
料金や種類を見ていきましょう。
目次
ミュージアム・パス1:3days without public transit(地下鉄・バスなし)
- 名称:3days without public transit
- 料金:税込$75(約6,054円)
- 内容:3日間パス(最初の入場から3週間以内のうちお好きな3日間)
- 有効期限:購入してから6ヶ月
ミュージアム・パス2:3days with public transit(地下鉄・バス乗り放題付き)
- 名称:3days with public transit
- 料金:税込$80(約6,458円)
- 内容:地下鉄・バス乗り放題付き3日間パス(最初の入場から続けて3日間に限る)
- 有効期限:購入してから6ヶ月
地下鉄とバスが乗り放題付きのパスは、必ず3日間連続して利用しないといけません。乗り放題なしのパスは連続した日にちでなくても、最初の入場から3週間以内であれば好きな日に利用が可能です。
ただし、月曜日は美術館や施設の休館日なことが多いので気を付けて!
カナダ最古の美術館:モントリオール美術館
モントリオール美術館は、1860年にオープンしたカナダで1番古い美術館と言われています。
神殿のような佇まいの旧館と、道を挟んで向かい側にはモダンな造りの新館が建っています。
旧館と新館は地下で繋がっており移動がしやすく、特に冬は外に出ずとも自由に行き来できて便利です。
カナダやケベックの美術を中心に、絵画、彫刻、写真、インテリアなどの3万点にも及ぶコレクションは見ものです。
入場料は常設展(常時設置してある展示エリア)で、30歳以下であれば無料もしくは寄付程度で見学ができます。
31歳以上の方は$12(約970円)で常時展を見学できます。
一方、企画展(期間やテーマを設けて展示されるエリア)の場合は30歳以下の方は$12で、31歳以上の方は$20(約1,614円)です。
企画展の内容によって異なるようです。
モントリオール美術館基本情報
- 名称:モントリオール美術館(Montreal Museum Of Fine Arts)
- 住所:1379-1380 Rue Sherbrooke O.
- アクセス:地下鉄Peel駅かGuy-Concordia駅から徒歩10分
- 電話番号:(514)285-2000
- 料金: 【企画展】31歳以上$20/30歳以下$12/ミュージアム・パス利用可
- 営業時間:火〜金・11:00〜17:00、土日・10:00〜17:00/月曜休み
- 公式サイト:https://www.mbam.qc.ca/en/
カナダで唯一の現代アート美術展:モントリオール現代美術館
モントリオール現代美術館は、カナダで唯一のコンテンポラリー・アート(現代美術)の美術館です。
カナダやケベックのアートのみならず、世界各国のから収集された作品が展示されています。
また、この美術館自体は小さいですが、地下鉄メトロのPlace des arts駅(プラス・デ・ザー)とも直結している複合施設です。
カフェや劇場も併設されています。
外のエリアにもおしゃれな広場やモニュメントがあり、美術館だけでなく全体的に見てまわることをおすすめします。
モントリオール現代美術館の基本情報
- 名称:モントリオール現代美術館(Musée d’art contemporain de Montréal)
- 住所:185, rue Sainte-Catherine Ouest Montréal, QC
- アクセス:地下鉄Place des arts駅直結
- 電話番号:(514)847-6226
- 料金:大人$15/60歳以上$10/学生$7 /ミュージアム・パス利用可
- 営業時間:月曜休み/火11:00〜18:00/水〜金11:00〜17:00/土日10:00〜18:00(シーズンに異なる)
- 公式サイト:https://macm.org
お子様連れにおすすめ:モントリオール・サイエンスセンター
モントリオール・サイエンスセンターはいわゆる科学館で、科学やテクノロジーを楽しく学べる体験型の博物館です。
特に子供連れの方に人気があります。
モントリオールの旧市街(Old Montreal)のエリアに位置し、施設の中には映画館が併設されており、3Dの映像を楽しむこともできます。
そのほかプラネタリウムも見ることもできますよ。
モントリオール・サイエンス・センター基本情報
- 名称:モントリオール・サイエンス・センター(Centre des sciences de Montréal)
- 住所:2 Rue de la Commune O, Montréal, QC H2Y 4B2 カナダ
- アクセス:地下鉄Place des arts駅から徒歩15分
- 電話番号:(514)-496-4724
- 料金:大人$15/ユース13歳〜17歳$13/子供$8.50/ミュージアム・パス利用可
- 営業時間:(月曜休み)火〜金9:00〜16:00/土日10:00〜17:00
- 公式サイト:https://www.centredessciencesdemontreal.com
建築好きにはたまらない:Habitat 67(アビタ67)
Habitat67(アビタ67)は、1967年のモントリオール万博の一環として作られたユニークな建築物です。
これはサンローラン川沿いにある集合住宅で、実際に一般の人が暮らしています。
四角のBOXを何段にも積み上げたような特徴のある建物で目を引くため、建築やアート好きにはたまらない建築物です。
Habitat67は、モントリオール旧市街(Old Montreal)からサンローラン川を挟んだ向こう岸にあります。
アクセス方法は主にバスになります。
オレンジラインの地下鉄Square-Victoria–OACI駅からバスに乗り、Pierre-Dupuyというバス停で下車してください。バス停から徒歩約15分で、Habitat67が見えてきます。
特に入場料や見学料はありません。
一般の方が住んでいるので、プライバシーを守りつつ外観のみの見学となります。
5月〜10月の期間は90分ほどのツアーガイドがあり、中に入ることができるようです。
事前にオンラインでチケットを購入する必要があります。
Habitat 67(アビタ67)の基本情報
- 名称:Habitat 67(アビタ67)
- 住所:2600 Av Pierre-Dupuy, Montréal, QC H3C 3R6
- アクセス:地下鉄Square-Victoria–OACI駅からバスで25分とバス停から徒歩15分
- 料金:外観のみ無料/ツアーガイド$25(約2,018円)
- 公式サイト:http://habitat67.com
Old Port(旧港)からもよく見えるので、遠くから見るだけでも面白いかもしれませんね。このHabitat67のツアーガイドは、ミュージアム・パス適応外です。
モントリオールのユニークな円形の建物:サンテレーヌ島・バイオスフィア
モントリオール島のすぐ隣に、また小さな島のサンテレーヌ島が浮かんでいます。
このサンテレーヌ島は、1967年に開催されたモントリオール万博の会場で、島全体が大きな公園になっています。
万博の名残でさまざまなモニュメントや銅像が点在しており、中でも目を引くのが透明な円形の建物です。
これは、バイオスフィア(La Biosphere)といい、水のエコシステムなどを紹介する旧USのパビリオンです。
中には展望台もあり、島を一望できるとのこと。
ユニークな設計で目を引くデザインなので、建築好きの方に人気の建築物です。
また、サンテレーヌ島の中央にはスチュワート・ミュージアム(Stwart Museum)があります。
18世紀にフランス軍とスコットランド軍が駐留していた場所で、フランス軍が使用していた武器や軍服などが展示されています。
この博物館も、ミュージアム・パスが利用可能です。
サンテレーヌ島・バイオスフィアの基本情報
- 名称:バイオスフィア(Biosphere)
- 住所:160 Chemin du Tour de l’isle, Montréal, QC H3C 4G8
- アクセス:地下鉄イエローラインJean-Drapeau駅で下車、徒歩3分
- 電話番号:+1 514-283-5000
- 料金:大人$12(約968円)/ミュージアム・パス利用可
- 営業時間:10:00〜17:00/月曜定休日
- 公式サイト:http://canada.ca
【カナダ観光】アートの街モントリオールで美術館巡り!お得な「ミュージアム・パス」を紹介!まとめ
以上、カナダ観光・アートの街モントリオールで美術館巡りとミュージアム・パスについての紹介でした。
モントリオールには、本当にたくさんの美術館や博物館がありますね。
恥ずかしながら、アートや美術にあまり興味のなかったわたしですが、「ミュージアム・パス」でお得に巡るのもいいな、と思いました。
ミュージアム・パスが利用できる美術館や博物館の確認は、公式サイトか下記のサイトでご確認ください。
夏は街中を単純に歩くだけでも、壁面のグラフィックアートやストリートアートフェスティバスバルで楽しめそうです。
特に「冬に外に出たくない」という人は、ミュージアム・パスを使ってインドアで楽しめる美術館めぐりおすすめです!繰り返しになりますが、美術館や施設は月曜休みが多いのでご注意ください。
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