【挨拶〜会計まで】レストランの接客英会話、アレルギー対応も

英語

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外国人相手に英語で接客したい。
いらっしゃいませって英語でなんて言うの?覚えておくべきフレーズが知りたい。アレルギーやベジタリアン・ビーガンの対応が知りたい。

このような疑問に答えます。

カナダの日本食レストランやホテルで接客していたわたしが、レストランで接客時に使える便利なフレーズを紹介します。

海外でよくあるアレルギーやベジタリアン・ビーガンについても解説します。

レストランの英会話フレーズ:あいさつと案内編

はじめに、お客様が店内に入ってきてまず最初のあいさつ。

それから案内のフレーズを紹介します。

あいさつ:「いらっしゃいませ」

まずはあいさつのフレーズです。「いらっしゃいませ」は?

Hello. How are you?
「いらっしゃいませ」

英語には、日本語の「いらっしゃいませ」にあたるフレーズがありません。

なので、単純に「こんにちは」とあいさつするのが自然です。

「How are you?」が言えたら尚自然でグッドです。

「Hello」のほかに「Hi」でもOK

案内:人数を聞くフレーズ

次に人数の確認です。「何名さまですか?」

How many people?
「何名さまですか?」

超シンプルに聞くとこんな感じです。

明らかに2人だけであろうカップルなどの場合は、「2名さまですか?」

A table for two?
「2名さまですか?」

と、聞くのもアリです。

案内:席まで案内するフレーズ

人数を確認したら、席までご案内します。

This way please.
「こちらです」

もしくは、

Please follow me.
「ご案内します」(ついてきてください)

席のある方を示しながらご案内します。

あいさつと案内編:そのほかの役立つフレーズ

・カウンター席とテーブル席がある場合

Would you like a counter or a table?
「カウンターとテーブルどちらがよろしいですか?」

Would you likeを省いて、「A counter or a table?」でも通じます。

・満席の場合

I’m sorry. We’re full right now.
「申し訳ありません。ただいま満席です。」
It’s about a 15-minute wait.
「約15分待ちです。」

・お好きな席におかけくださいのフレーズ

Please have a seat wherever you like.
「お好きな席におかけください」

レストランの英会話フレーズ:メニューの説明

続いてメニューの説明です。

メニューの説明

お客様が席に着いたら、メニューを差し出します。

Here is the menu.
「こちらがメニューです」

メニュー説明で便利なフレーズ

レストランによって異なりますが、メニューを差し出す際にひとこと説明すると親切です。

メニュー説明の際に使える便利なフレーズをまとめました。

・「こちらは本日のおすすめです」
This is today’s special.

・「こちらは季節限定のメニューです」
This is a seasonal dish.

・「サラダかスープをお選び頂けます」
There is a choice of salad or soup.

・「お水はご自由にお取りください」
Please help yourself to water

メニューがタッチパネル、呼びボタンがある場合

メニューがタッチパネル、もしくは呼びボタンがあるレストランもありますよね。

海外では日本のように店員さんを呼ぶようなボタンや、注文するタッチパネルがありません。

そのため、延々と店員さんが来るのを待つ人もいます。最初に説明しておきたいですね。

その時に使えるフレーズはこちらです。

Please call us with the button when you’re ready
「お決まりになりましたら、ボタンでお呼びください」

Please use the touch screen to order.
「タッチパネルでご注文ください」

ボタンやタッチパネルなどを示しながら説明するといいです。

最後にひとこと。

If you have any question, please let us know anytime
「ご質問があればいつでもお尋ねください」

などが言えると、とても親切ですね。

レストランの英会話フレーズ:オーダーを取る

オーダーの取り方です。

ボタンやタッチパネルがない場合は、こちらから伺います。

特に海外(特に英語圏の国)では、店員さんを「すいませ〜ん」と呼ぶ人は少ないです。

Are you ready to order?
「お決まりですか?」

Have you decided?
「決まりましたか?」

お客から声をかけたり、手をあげたりする文化があまりないので、様子を見てこちらから伺ってみましょう。

まだ決まってない時

まだ時間が必要だったとき、まだ決まってませんと言われたときは・・・

No problem. Take your time. I’ll be back in a bit.
「大丈夫です。ごゆっくりどうぞ。もう少ししたらまた伺います」

オーダーを取る時に使える英語フレーズ

英語でオーダー時に使える英語のフレーズはこちらです。

Would you like something to drink?
何かお飲物はいかがですか?

Would you like anything else?
ほかにご注文はありますか?

Allright, I got your order. I’ll be back with your drinks.
「ご注文承りました。お飲物お持ちしますね」

そのほか英語の相づちのフレーズ

注文を頼まれたときに

「かしこまりました」「承知しました」

のような英語の相づちのフレーズはこちら。

・Certainly「承知しました」
・Sure「かしこまりました」
・Of course「もちろんです」
(何か頼みごとをされたとき)
お客さん
Can I get some water?
「お水頂けますか?」

Sure. Of course.
「かしこまりました」「もちろんです」

このような感じで使えます。

レストランの英会話フレーズ:料理の提供

料理をサービス時に使えるフレーズはこちらです。

Thank you for waiting. Here is your 〇〇.
「お待たせしました。こちらが〇〇です」

〇〇には、料理名が入ります。

「Here is your drink」「Here is your lunch plate」などです。

・お待たせしてしまった場合

So sorry to keep you waiting.
「お待たせして申し訳ありません」

食事の途中

お客様が食事をしている最中に使えるフレーズはこちらです。

Are you finished?
「(食事は)お済みですか?」(空の皿を示しながら)

Can I take your plate?
「お皿をお下げしてもよろしいですか?」

How’s everything so far?
「お食事はどうですか?」

Would you like anything else?
「ほかにご注文はありませんか?」

Would you like some desserts?
「デザートはいかがですか?」

お客さんが食事の最中に積極的に話しかけることは、日本ではあまりしないですよね。

海外では「食事はどうですか?」「飲み物お代わりどうですか?」「デザートはいかがですか?」と店員さんがその都度聞くのが自然です。

日本で接客する場合でも、外国人のお客様相手だったら好印象になるかもしれません。

レストランの英会話フレーズ:お会計

お会計時に使える英会話フレーズはこちらです。

Here is the bill. Whenever you’re ready.
「こちらが伝票です。(お会計は)いつでも大丈夫です」

伝票は英語で「Bill」もしくは「Check」どちらでもOK です。

How would you like to pay?
お支払い方法はいかがしますか?

現金払いか、カード払いかを尋ねるフレーズです。

お会計時:英語で最後にひとこと

Thank you. Have a nice day.
「ありがとうございました」

Hope to see you soon.
「またお持ちしております」

ファミレスなどのカジュアルなレストランなら「See you」「Bye」でも大丈夫です。

【ちょっと上級者向け】英語でアレルギー対応

ちょっと難易度が上がりますが、食事のアレルギー対応はとても重要です。

特に海外では、食物アレルギーに関して敏感です。その上ベジタリアンやビーガン、宗教上の理由で食事制限がある人もいます。

アレルギーは体調不良、最悪の場合生死にも関わるのでチェックしておきましょう。

よくあるアレルギーの英単語

まずアレルギーに関する英単語。

食物アレルギーは英語で「Food allergy」です。

特によく出てくるアレルギー以下の8点。

・卵アレルギー:Eggs
・乳製品:Dairy
・小麦(グルテン含有穀類):Wheat/Gulten
・甲殻類:Shellfish
・ピーナッツ:Peanuts
・魚類:Fish
・大豆:Soybean
・ナッツ類:Tree nuts

アレルギーに関してはお客さん自身がよく知っているので、ご自身から申告があると思います。

お客さん
・I’m allergic to shellfish.
・I have a shellfish allergy.
「私は甲殻類アレルギーがあります」

「I’m allergic to〜」「I have a 〜allergy」の2つの言い方があります。

英語でアレルギーの対応の例文

お客さん
I’m allergic to shellfish. I can’t eat anything made with shellfish stock either.
「甲殻類アレルギーです。だし汁とかも食べれません」

This soup uses shellfish stock but we can replace it with kelp broth.
How dose that sound?
「このスープはカニから出汁をとっていますが、昆布出汁に代用することができます。いかがですか?」

お客さん
That sounds great. Thank you.
「いいですね。ありがとうございます」

日本食には具材として入っていなくても、魚や甲殻類が出汁として使われていることが多いです。

そのため、「Fish allergy(魚アレルギー)」「Shellfish allergy(甲殻類アレルギー)」の人の対応はスープに何が使われているかも確認した方が良さそうです。

海外のレストランでは出汁の種類が明記されていたり、「Kelp broth(昆布だし)」に変更できるなど柔軟なお店が多いです。

ベジタリアン・ビーガンとは

近年は、外国人観光客の増加によりベジタリアン・ビーガンの認知度も多くなってきました。

ベジタリアンとビーガンの違いは、ちゃんとわかってますか?

ここで確認してみましょう。

①ベジタリアン「Vegetarian」

欧米などで最も一般的なベジタリアンは、野菜・果物・乳製品・卵を食べます。

基本的に肉と魚がNGです。

そのほか、卵は食べないけど乳製品はOKな「ラクト・ベジタリアン」

乳製品は食べないけど卵はOKな「オボ・ベジタリアン」など複数のスタイルがあります。

②ビーガン「Vegan」

ビーガンはベジタリアンよりさらに食事制限が厳格です。

乳製品・卵はもちろん、はちみつ、ゼラチン、動物由来成分全般、一切食べません。

食べるのは、野菜・果物・ナッツ類など。

外国人観光客のベジタリアン・ビーガンの人は、日本に旅行中に食事で苦労するそうです。柔軟に対応できるといいですね。

【挨拶〜会計まで】レストランの接客英会話、アレルギー対応も

以上、レストランの接客英会話フレーズとアレルギー対応などの紹介でした。

紹介した英語フレーズ以外にも、言い方はたくさんあります。

ですが、最初はシンプルにわかりやすいフレーズから覚えていくのがいいです。

慣れてきたら、自分で言い方を変えたりしてみてください。

参考になれば幸いです。

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2014年にフィリピン留学・カナダにワーホリ。現在の夫と出会い、遠距離5年の末国際結婚し、現在は福岡在住のフリーランスライターとして生活しています。SEO・インタビュー記事・ワイヤーフレーム作成・メルマガ作成・補助金事業計画書の作成・動画編集など幅広い業務経験があります。好奇心が旺盛で知識欲があり、わからないことはとことんリサーチ。ご質問、お仕事のご依頼はお問い合わせからお願いいたします。

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