【フィリピン留学】スパルタ校の真相!3ヶ月で身に付く英語力とは

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フィリピン留学で、よくスパルタの語学学校があると聞くけど、そんなに厳しい学校なの?学習内容は?効果は本当にあるの?英語を早く身に付けたいから、スパルタにしようか迷ってる・・・。

フィリピン留学で、「どの語学学校にしようか悩んでいる」「スパルタの学校についていけるか不安」「でも英語は早く身に付けたい」

という方、たくさんいるのではないでしょうか?

わたしはEV Academy(イーヴィー・アカデミー)というスパルタで有名な語学学校に行きました。

今回は、わたしが実際に行った学校の授業内容などをふまえながら、メリット・デメリットを紹介します!

スパルタ校とは(EV Academyの場合)

わたしがEV Academyを選んだ理由は、

日本人が少ない」「マンツーマンの授業が豊富」「English Only Policy」の特徴があったからです。

English Only Policyは、授業中「英語以外の言語を話してはいけない」という英語環境を徹底させるためのルールです。

実際のスケジュールなど見ていきましょう。

1日のスケジュール

5:55am起床点呼で起こされる
6:30am朝食
7:45am単語テスト(キャンセル可)
8:00~8:50文法の授業
8:50~9:40プレゼン
10分休憩
9:50~10:40ライティング
10:40~11:30スピーキング
10分休憩
11:40~12:30リスニング
12:30~13:30ランチ(1時間)

ここまでが午前のスケジュール!
朝早くから授業がみっちりですね
まだまだ続きます!

13:30~14:20リスニング
14:20~15:10MTM(マンツーマン)
10分休憩
15:20~16:10MTM
16:10~17:00MTM
17:00~18:00夕飯(1時間)
18:00~19:50自習(1時間50分)決められた自習室で勉強
20:30~センテンステスト(キャンセル可)

ここまでが1日の学校のスケジュールです。授業がおわってからも、課題や予習・復習のために部屋で勉強します。結局寝るのは23時くらいでした。

このスケジュールは、5年前わたしが初めて学校に入った時のものです。

レベルなどにより授業内容は若干異なります。

でもスパルタの学校はこんな感じです。

スパルタのルール

スパルタの学校には、生徒を英語学習に集中させるための、さまざまなルールを設けています。

これに違反すると、ペナルティーが課せられます。減点を重ねると最悪の場合退学になります。

少しだけ抜粋して、EV Academyのルールを紹介します。

・授業の遅刻(減点−2)

・朝(5:50am)の点呼の不参加(−2)

・週末の門限違反(−5)

・校内での飲酒所持(−5)

・暴言・暴力行為(退学)

・異性の部屋へ入室(退学)

・平日許可なく外出(退学)

・最終末の門限違反(退学)

などなど・・・。(ほかにもいっぱいあります)

退学は払い戻しなしに強制退学です。

このような厳しい学校のルールと、毎日11時間の英語の授業。そしてさらに授業前に単語テスト、授業後に文章テストが毎日あります。

これがスパルタの学校です。

あるで囚人のような生活ですね(笑)これはあくまで一例です。ほかのスパルタの学校だともちろん、スケジュールやルールが異なります。

スパルタ校のメリット

毎日長時間もの英語の授業と厳しいルール。

これは人によっては、効果絶大です。スパルタの学校ならではのメリットがあります。

メリット1:英語学習に集中できる

これほどまでに英語に集中できる環境というのは、フィリピン留学くらいなのではと思います。

食べるときと、寝るとき以外常に英語漬けです。

特に、英語が話せない初心者の段階では、スピーキングの授業より基礎知識を詰め込むことがとても重要です。

正直文法も単語も理解していない上で、スピーキングを頑張ってもあまり効果がないのです。

個人練習を全くしてこないで、スタジオに入るバンドマンと一緒です。(例えがわかりづらい)

メリット2:基礎の英語が身に付く

スパルタの学校で毎日英語の授業を受け、自主学習も欠かさず行った場合、いやでも必ず英語の基礎が身につきます。

スパルタは確かにキツイです。

これを乗り越えてコツコツ勉強を続ければ、効果は必ず現れます。

メリット3:自主的に勉強するようになる

スパルタではない学校の場合、ルールもさほど厳しくなく、外出も気軽にできる環境です。

友達と夜遊びに行ったりと授業以外は自由にできるため、英語学習の本来の目的を見失ってしまうこともあります。

一方、スパルタ校だと平日の外出は厳禁、週末も門限があるなど、規律がはっきりしています。

授業が終わっても、自習の時間を設けるなど、自主的に勉強するように促す仕組みができています。

スパルタ校のデメリット

メリットもありますが、デメリットもたくさんあります。

人によっては、スパルタ校は全然効果がないこともあります。

デメリット1:しんどい

とりあえず長時間の英語の授業と厳しいルールに、心が折れる人がたくさんいます。

「スパルタにするんじゃなかった・・・」と後悔することも。

「スパルタで英語を手っ取り早く身に付けてやる!」とやる気満々だったのもつかの間、過酷なスケジュールに戦意喪失します。(わたしです)

デメリット2:予習・復習の時間がない

朝の8時から夜の20時までの長時間の英語の授業のあと、もちろん課題も出されます。

正直、予習と復習をしないと授業についていけません。

それでも、夜の8時まで(自主学習の時間も含む)ある過密なスケジュールだと、部屋に帰ってからの課題と復習・予習の時間がありません。

次の朝も早いのに、寝るのは23時過ぎなんてことも。

スパルタ校で身につく英語力

これは、人それぞれなのではっきりと言えません。そして期間にもよります。

しかし、言えることは「ペラペラにはなりません」ということです。

フィリピン留学は短期留学が主流です。

1年以上のフィリピン留学はなかなか珍しいでしょう。1ヶ月や3ヶ月、長くて半年です。特にスパルタの学校は短期集中型です。

正直、短期間では身につく英語力に限界があります。

スパルタでもどの学校でも、よくて中級レベルで、簡単な日常会話ができるようになります。

さらに英語力を伸ばしたいのであれば、そのあとも自主学習の継続する必要があります。

また、英語圏で生活、仕事をしてみるなども効果的だと思います。

スパルタ校に向いてる人とは

スパルタの学校は、人によって合う・合わないがものすごく別れます。

「なんとな〜く英語が話せるようになりたい」とか、「英語学習もバケーションもどちらも楽しみたい」という人には向いてないかもしれません。

わたしが思う、スパルタ校に向いてる人はこんな人です。

・ストイックに英語が勉強したい人

・遊びより勉強を優先できる人(またはしたい人)

・周りに流されない人

・自主的に英語学習がしたい人(またはできない人)

楽しみながら勉強ができれば1番です。

しかし英語をちゃんと習得するには、圧倒的な学習量が必要不可欠。

「海外に住んでたら自然と身についた」「留学に行ったらいつの間にか話せるようになった」というような奇跡は残念ながら起きません。

スパルタ校じゃないと、英語は身に付かない?

ここまでスパルタの学校を紹介してきましたが、学校はさほど重要でないと考えています。

スパルタの学校は、もともと自主的に学習ができない人たちのための学校です。

厳しいルールは、そんな人たちに英語学習に集中させるために作られたものです。

そもそも、自分で英語学習が自主的にできる人はスパルタの学校に来る必要はありません。もっと言うと、むしろ留学しなくても、日本で勉強できるはずです。

スパルタ校は、「自分に厳しくしたい」と強く思う人におすすめです。

楽しくゆる〜く英語学習に取り組みたいという人は、別の語学学校を検討しましょう。

【フィリピン留学】スパルタ校の真相!3ヶ月で身に付く英語力とは?まとめ

ということで、スパルタ校はやっぱり、スパルタでしんどいという話でした。

しかし、ちゃんと授業を受けて自己学習もすれば、中級の日常会話くらいは身に付きます。

学校をスパルタにするか、しないかは、そんなに重要ではありません。自分自身が1番重要で、どれだけ勉強できるかが鍵です。

しんどいし、わたしも自分の英語のできなさに何度も泣きました。でも「自分は怠け者だ」と自覚がある人は、あえて厳しい環境に自分を置いてみるのもアリです。

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2014年にフィリピン留学・カナダにワーホリ。現在の夫と出会い、遠距離5年の末国際結婚し、現在は福岡在住のフリーランスライターとして生活しています。SEO・インタビュー記事・ワイヤーフレーム作成・メルマガ作成・補助金事業計画書の作成・動画編集など幅広い業務経験があります。好奇心が旺盛で知識欲があり、わからないことはとことんリサーチ。ご質問、お仕事のご依頼はお問い合わせからお願いいたします。

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