【コロナで国際遠距離】国際カップルが直面する問題・やるべきこと

国際結婚の手続き

sponsored link


新型コロナの影響で離ればなれの国際カップル。会いたくても会えない。日本で生活したいけど、彼氏・彼女が入国できない。配偶者ビザの期限がもうすぐ切れる。どうしよう。

こういった状況の人は少なくありません。不安ですよね。

実は私もその1人です。(泣)

現在カナダと日本で遠距離結婚生活を送っています。

夫の在留資格認定証明書は8月10日に切れます。それまでに日本に入国しなければなりません。

※在留資格認定証明書の有効期限がさらに延長されました。(6月26日)

今回は8月までに入国するために、考えられる問題や行うべき準備をまとめました。

同じような境遇の人の参考になれば幸いです。

【遠距離恋愛5年目】今のわたしの状況

まずはじめにわたしの状況をざっくり。

・2015年〜2018年 日本とカナダで遠距離恋愛(約4年)
         ↓
・2019年3月  カナダで結婚
         ↓
・2019年4月〜 再び遠距離(1年)
         ↓
・2020年2月  在留資格認定証明書を取得
         ↓
・2020年8月  日本での生活スタート(予定)

最初に少し触れましたが、わたしはトータルで5年遠距離恋愛をしています。

長い遠距離を経て、去年3月に結婚。

今年の2月に在留資格認定証明書を取得。

7月くらいには、日本での生活がスタートする予定でした。

しかし今回のコロナ騒動でその計画は難しくなりそうです。

【国際カップル】これから考えられる問題

日本で生活予定の国際カップルで、離ればなれの状態。

新型コロナによる影響で、これから考えられる問題をまとめました。

①入国規制が緩和されない

現在日本は、129カ国を対象に入国規制が行われています。

6月末まで延長され、それ以降も見通しがつかない状況です。

言うまでもなく、規制が緩和されないと国際カップルは離れ離れの状態が続きます。

入国できるまで、生活の準備を着実にしながら辛抱する以外にありません。

②在留資格認定証明書の期限切れ

外国人配偶者が日本に住むには、在留資格認定証明書が必要です。

この証明書は、取得してから3ヶ月の期限があります。期限が切れる前に入国しないと無効になり、新たに取得が必要。

現在はコロナにより、期限が6ヶ月に延長されています。

しかし、その6ヶ月を過ぎればやはり無効となります。期限間近の人は認定書の再取得も視野に入れておく必要がありそうです。

すず
ちなみに夫の認定証明書の期限は、6ヶ月延長されて8月10日に切れます。なんとも微妙なところ・・・。
追記:6月26日より、在留資格認定証明書の有効期限がさらに延長されました。

詳しくはこちら:http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri01_00155.html

③入国後14日間の隔離

日本に入国できたとしても、今の段階では14日間隔離が必須です。

一緒に14日間隔離されるかもしくは、濃厚接触を避けるため別々で生活する必要があります。

「パートナーの近くにいたい」「会えなかった分スキンシップもしたい」「彼・彼女に限って感染しているはずがな、きっと大丈夫」

そう思いたいですよね。

しかしその先のリスクを考える必要があります。

一緒に住んでいる家族や、職場の同僚や友達に万が一感染してしまったら。

それを考えると2人だけの問題ではないですね。

切ないですけど、空港で感動の再会ハグすらできないかも。

すず
入国できてもイチャイチャは14日間おあずけという辛い現実が待っています。遠距離の上に14日間の隔離生活。苦行ですね。(笑)

▼14日間の隔離に関する記事はこちら!

【コロナ】成田空港での手続きと14日間の隔離ホテルまとめ

④仕事が見つからない

コロナ不況の世の中。当然ながら仕事も見つかりにくいです。

特に海外から来た外国人にはさらに難しくなると思われます。

わたしの夫はカナダで働いていますが、日本に来れば無職です。

そしてそこから仕事探し。簡単にはいかないことは容易に想像できます。

わたしも実は現在転職活動中です。

収入やこれからの生活もまだまだ不安は尽きません。

【国際カップル】今できること・準備するべきこと

この先いろいろな問題が考えられます。

それを踏まえた上で、今からすべきこと・準備しておくべきことをまとめました。


・配偶者の滞在先を探しておく(隔離先)

・お金を貯める(大事だよ)

・嘆願書、誓約書の作成


①配偶者の滞在策を確保しておく(隔離先)

今のところ14日間の隔離は必須。そのため入国してからの滞在先を決めておいたほうがいいです。また、日本の入国審査で滞在先を尋ねられる可能性大。

14日間は、空港周辺の指定ホテルや受け入れ可能なホテルが良さそうです。

14日間の滞在日は痛い出費ですが、仕方ありませんね。

実家に住んでいる人は、家族の理解と協力が必要ですね。

1人暮らしの場合も、濃厚接触は避けられないので一緒に住むのは避けるべきです。

地域によっては、隔離ホテルとして協力している宿泊施設もあるようなのでチェックしてみましょう。

▽成田空港周辺の受け入れ可能ホテルについてはこちら!

【コロナ】成田空港での手続きと14日間の隔離ホテルまとめ

②お金を貯める(大事!)

当たり前ですが、お金とても大事です。

上で書いたように、14日間の滞在費用・食費などがまずかかります。

またそれぞれのカップル事情によりますが、新たな住まいを探すとなると初期費用がかかります。

その上、外国人配偶者の彼·彼女は無職の状態で入国するので収入は実質あなたの分だけ。仕事が見つかるかもわからない。

今のうちに備えておきましょう。(ガクブル)

③嘆願書・誓約書の作成

嘆願書と誓約書の作成。

今回私たちカップルが入国にあたりやらなければいけないことです。

カナダの日本領事館にて、実際に提出を求められています。

・嘆願書・・・「外国人配偶者の保証人である」というレター。日本人が用意。ハンコと手書きの署名も必要。

・誓約書・・・外国人配偶者が日本に入国後に「交通機関を使わない・14日間隔離生活をする」という旨の誓約書。

・質問書・・・これまでの滞在歴に関する質問書

この嘆願書と誓約書をカナダの日本領事館に提出し、配偶者ビザをゲットして入国する流れ。

今回認定証明書の期限の延長にあたり、新たな提出書類が必要とのことでした。おそらくそれにあたるのが今回の嘆願書と契約書です。

これは領事館によって求める提出書類が若干異なると思われます。詳しくは領事館、大使館に問い合わせて下さい。

▽詳しくはこちら!

コロナ・入国制限に伴う配偶者ビザの申請方法と追加提出書類3つ【国際結婚】

現在の日本のコロナ対策·入国禁止対象国

現在日本は129カ国を対象に入国拒否の対策を講じています。(カナダ含む)

今の段階では6月末まで適応。それ以降は延長されるか、緩和されるか不透明です。

こちらの記事によると、段階的に入国規制の緩和を進めるそうです。

しかしまずビジネス目的の往来からとのこと。

家族や配偶者は二の次な対応に、不満の声も上がっています。

夫が入国予定の8月には入国規制が緩和されることを祈るばかりです。

【条件付き】14日間の隔離免除?

また、条件つきで14日間の隔離を免除する対応も検討中のようです。

こちらは記事からの引用です。

政府では適切な感染症対策についての検討も進めている。
日本へ入国を希望する人に対して、相手国でPCR検査の陰性証明書と、日本入国後2週間の行動計画を日本大使館に提出することを求め、審査が通れば、査証(ビザ)を発給。

日本到着時も空港でPCR検査を受け陰性であれば、現在、海外からの入国者に対して求めている14日間の行動制限を免除するという緩和策を検討している。

引用元:https://www.yamatogokoro.jp/column/corona_world/38714/

これによると、渡航希望者は以下の3つの条件で14日間の隔離が免除されます。

隔離免除の3つの条件

・PCR検査をして陰性証明書の発行

・2週間の行動計画を日本大使館に提出

・日本到着時もPCR検査で陰性

これはあくまで検討の段階です。しかし14日間の隔離免除は大きいですね。

まとめ

以上、【コロナで国際遠距離】国際カップルが直面する問題·やるべきことでした。

今嘆願書を作成中です。嘆願書なんて人生で初めて書きます。(笑)

完成して提出できて、無事に配偶者ビザが取得できたらまた記事にシェアしますね。

国際結婚はいろいろ大変ですね。しかし乗り越えた先に2人の生活があることを考えると頑張れるもの。

今からできることをやるしかない!

少しでも参考になれば幸いです。

国際結婚に関する記事はこちら▽

コロナ・入国制限に伴う配偶者ビザの申請方法と追加提出書類3つ【国際結婚】

【国際カップル必見】コロナによる在留資格認定証明書の有効期限延長について

【コロナ】成田空港での手続きと14日間の隔離ホテルまとめ

【コロナ遠距離】外国人配偶者が日本に入国する手続き・提出書類は?

The following two tabs change content below.
2014年にフィリピン留学・カナダにワーホリ。現在の夫と出会い、遠距離5年の末国際結婚し、現在は福岡在住のフリーランスライターとして生活しています。SEO・インタビュー記事・ワイヤーフレーム作成・メルマガ作成・補助金事業計画書の作成・動画編集など幅広い業務経験があります。好奇心が旺盛で知識欲があり、わからないことはとことんリサーチ。ご質問、お仕事のご依頼はお問い合わせからお願いいたします。

いつもありがとうございます。

▽ランキングに参加しています。
にほんブログ村 海外生活ブログ モントリオール情報へ
にほんブログ村

ホームへ戻る

sponsored link