航空券を探している。エアチャイナが格安だけど、安すぎてちょっと不安。実際はどうなの?北京空港でのトランジットもちゃんとできるだろうか?
カナダ・モントリオールに行くのに、エアチャイナを利用しました。
北京経由のモントリオール行きです。なんと航空券は6万と格安。
でも、あまりの安さにちょっと不安になりますよね(笑)
しかし実際はどうなのでしょうか?
今回は、実際にエア・チャイナを利用してモントリオールに行ったわたしが、機内サービスやトランジットの際の注意点などまとめました。
エア・チャイナの相場
エア・チャイナ(Air China)は、中国の航空会社の1つで、正式名称を「中国国際航空」と呼びます。
台湾のチャイナ・エアライン(China Airlines)とは異なるのでご注意ください。
エアチャイナの日本から北京経由のモントリオールまでの航空券の相場は、往復約60,000円〜100,000円です。
モントリオールまでの直行便の航空券は、およそ100,000円〜160,000円。ほかの航空会社と比べても格安です。
エアチャイナは、主に北京空港を拠点としています。日本では主に、成田空港・羽田空港・関西国際空港・中部国際空港から利用が可能です。
目次
エア・チャイナの基本情報
- 名称:エア・チャイナ(中国国際航空)
- 加盟航空連合:スターアライアンスメンバー
- 相場:60,000円〜(モントリオール行き)
- 日本就航空港:成田・羽田・関空・中部
- 公式サイト:https://www.airchina.jp
エア・チャイナの機内サービス
「中国のサービスってなんだか不安・・・」
と思っている人もいるかと思います。
テレビやネットで中国のありえないサービス!のような紹介がされている時もありますよね。エアチャイナの評判も、ネットで検索するとそんなに高くなかったりします。
実際はどうでしょうか?
【エア・チャイナ】機内食、サービス共によし
実際に乗ってみましたが、機内は思いのほか快適で、きれいでした。
シートの感覚も窮屈過ぎません。機内のエンタテイメンのコンテンツも充実していました。
機内食もたまに「まずい」などの評価されたりしていますが、普通に美味しかったです。
すごく美味しいとは言えませんが、そもそも機内食にはあまり期待しない方がいいですね。
日本から北京空港の間の便でも、残念ながら日本語を話せる客室乗務員の方はいませんでした。(少なくともわたしの乗った便は)
ほとんどの場合、英語か中国語の対応となるようです。
中国のサービスに少し偏見があったかもしれません。でも、実際はストレスなく乗れました。あまり心配しなくてもいいかも。
ただ、日本のようなサービスは中国に限らず海外で期待しない方がいいですね。
【エアチャイナ】北京空港での乗り継ぎ
北京空港は中国の首都にある、中国で1番大きな国際空港です。
大きな空港なので、乗り継ぎ時の移動や所要時間が気になりますよね。
荷物の受け取り
まず荷物に関してです。
日本から北京経由でモントリオールに行く場合、その逆もそうですが、北京空港での荷物の受け取りは不要です。
つまり、日本で預けた荷物は最終目的地(この場合はモントリオール)で受け取りになります。
乗り継ぎの時間がだいぶあったので、荷物を1度受け取りたいと申し出ましたが、それはできないとのことでした。
必要なものは、手荷物に入れておきましょう。
北京空港での乗り継ぎの流れ
乗り継ぎの流れはこんな感じです。
まず北京空港に到着したら、「Transfer」(乗り継ぎ)の看板に従って進んでいきます。
英語と中国の表記の看板があるので、わかりやすいです。
途中に指紋採取用の機械があります。これは中国に入国する際に必要なものになります。乗り継ぎの場合は指紋採取は不要なのでスルー。
Transferの看板に従って進むと、「24時間以内の国際線/香港・マカオ・台湾への乗り継ぎ」という看板があるのでそれを目指しましょう。
続いて乗り継ぎのゲートに進む前に、機械の審査があります。そこに並び、パスポートと搭乗券をかざして、顔写真を撮ります。
最後に、機内持ち込み荷物の検査です。モバイルバッテリーやパソコンなどは事前に荷物から出しておくとスムーズです。
荷物の検査がおわったら、搭乗ゲートに向かうだけです。
お疲れ様でした!
【北京空港乗り継ぎ】大まかな流れ
最初に大まかな流れを、下記にまとめました。
↓
②「24時間以内の国際線/香港・マカオ・台湾への乗り継ぎ」の看板を目指す
↓
③機械の審査(パスポートと搭乗券をかざす、顔写真を撮る)
↓
④機内持ち込み手荷物の検査
↓
⑤次の乗り継ぎ便の搭乗ゲートへ
飛行機への搭乗は、30分前には始まります。
早めにゲート着いて待っているのがいいですね。
所要時間は、約1時間をみた方が無難です。
乗り継ぎの時間が、1時間ちょっとあっても、思わぬ飛行機の遅延も予想されます。少なくとも2時間以上の乗り継ぎ時間のあるフライトを選ぶことをおすすめします。
エアチャイナ提供の無料のホテル
エアチャイナでは、長時間の乗り継ぎ時間のある国際線の搭乗者に対して、無料のホテルを提供しています。これは嬉しいサービスですね。
日本から北京経由のモントリオール行きは、往路もしくは復路のどちらかに、長時間の乗り継ぎ時間がある場合が多いです。(これも安さの理由の1つ?)
フライトによりますが、17時間や24時間といった長時間の待ち時間があることもあります。
そんな時は、この無料のホテルを利用しましょう。
ホテル予約の仕方
無料のホテルを利用するには、ご自身でまず予約することが必要です。
エアチャイナの公式サイトか、エアチャイナのコールセンター(日本語対応あり)で予約を行います。
公式サイト:https://www.airchina.jp/JP/JP/booking/hotels/
このトランジットホテルのサービスは、北京や上海そのほか4つの都市で利用できるエアチャイナのサービスです。北京空港では、提携している7つホテルから選ぶことができます。
ホテルの予約は出発の翌日まで受け付けてますが、ホテルの部屋数には限りがあります。特に繁忙期などは早めに予約をすることをおすすめします。
予約が完了すると、確認メールが送られてきます。
エアチャイナ利用時の注意点
エアチャイナは格安で、機内も思ったより快適です。
トランジットホテルも無料で利用できるので、航空券を節約したい方にはおすすめです。
しかしながら、注意点が多々あります。
注意点①:海外旅行初心者向きではない
上記でも書いた通り、長い待ち時間がある場合が多いです。
無料のホテルもありますが、その煩雑な予約の手続きやそのホテルに行くまでも、大きな北京空港からだと結構大変です。
初めて1人で海外へ、モントリオールへ行く、という人には難易度が高いかもしれません。
注意点②:日本語、英語が通じない
意外なのですがこれだけ大きな国際空港にも関わらず、北京空港では日本語はおろか、英語もなかなか通じません。
中国語が話せたら1番いいですが、コミュニケーションを取るのは結構大変です。
注意点③:北京空港でのWIFI利用
北京空港でWifiを利用するには、アクセスコードが必要になります。
コードを取得するための機械が空港内にあるので、そこでパスポートをスキャンします。すると、アクセスコードが付与されるので、コードを入力してWifiが利用可能となります。
単純にパスワードや、同意ボタンを押すだけではWIFIは繋がりません。少し手間がかかるので注意が必要です。
注意点④:ネットサービス使用不可
WIFIをゲットしても、中国にはネット規制というものがあります。
主に使えないのが、以下の3点です。
- グーグルに関わる全てのサービス
- Facebook. Instagram. Youtube. Twitter
- LINEなど
上記のサービスを通して、友人知人に連絡が取れないのは切ないですね。SNSの閲覧もできません。
【北京空港乗り継ぎ】エアチャイナ、格安で行けるモントリオール!まとめ
以上、格安でいける、エアチャイナのモントリオール行きの解説でした。
何度も言いますが、海外慣れしてる人にはおすすめします。
初心者の方にはちょっと大変かも、という印象です。
初めての海外で長時間のフライトのあと、北京空港でトランジットして塩対応されたら、心が折れちゃいそうです。(笑)
しかしながら機内サービスや機内食は、わりと快適でした。
無料のホテルのサービスもありがたいですね。まぁ、ホテルもあくまで無料ホテルなので、クオリティーは期待しない方がいいです。(笑)
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